2020年度賃金確定 第3回団体交渉

我われの要求に対する回答は何も示さず!

 11月6日、第3回団体交渉がもたれ、10月26日に提出した「要求書」に対する区長会としての検討状況を質しました。これに対し、区長会は、人事委員会勧告の取り扱いについて、「国や他団体、民間の動向も勘案して、区民の理解と納得が得られるよう、区政全般の観点から引続き慎重に検討してまいりたい」との考え方を示しました。また、業務職給料表については、「依然として高い水準にある」との認識をあらためていません。

 わが組合からは、「皆さん方から示された現時点における考え方は、私どもが求めている要求に何一つ応えていない不誠実なものです。多くの重要な課題がありますが、課題解決のためには、私どもの要求に対して誠意をもって応える以外に解決の道はない」ことを再度通告しました。
 2020賃金確定闘争はこれからが正念場です。区長会との交渉も更に厳しさを増すことが予想されます。業務職給料表の水準に対する区長会の認識をあらためさせるとともに、諸要求の実現に向け全組合員の総力を挙げて最後まで闘いぬきましょう。