2021賃金確定(第2回)団体交渉を開催

コロナ禍でも滞りなく職務を遂行する組合員の処遇改善を求める

 わが組合は、10月18日に開催した第5回中央委員会で確認した「2021年賃金確定を中心とする秋期闘争方針」に基づき具体的な闘争を開始し、10月26日行われた第2回団体交渉において「2021年度賃金確定に係る要求書」を区長会に提出しました。
 わが組合からは、「コロナ禍においても日々職務に精励している職員の職務内容を十分に踏まえるとともに、業務職給料表の水準は、民間従業員や国家公務員の技能・労務職員との単純な比較があてはまるものではなく、清掃職場の実態に見合った引上げがなされるべき」とし、業務職給料表の水準改善、人事制度の改善、給与制度の改善、高齢期雇用制度の早期確立等、5課題37項目にわたる組合員の切実な思いを込めた要求を訴えてきました。
 しかし区長会は、「業務職給料表の改定等については、この間の交渉結果はもとより、本年の人事委員会勧告の内容やその取扱いを踏まえ、慎重に検討してまいりたいと考えております」とし、我われの切実な要求に応えようとはしていません。
 最後に、特別区職員の一時金の引下げ改定を行わないことを強く求めるとともに、賃金確定交渉における諸課題については、労使による十分な協議を求め、第2回団体交渉を終了しました。
 2021賃金確定闘争は、コロナ禍においても職務に奮闘している職員の一時金の引下げに断固反対し、我われの求める定年延長制度導入に係る条件整備等が課題となります。
 この間の厳しい闘いから得た多くの教訓を最大限活かし、迫力ある大衆行動を背景に交渉を強化し、本部・地連・(総)支部を貫く全組合員の総団結で闘い抜きましょう!