夏季手当(第2回)団体交渉を実施

夏季一時金は現行の条例、規則どおり支給

 6月17日(金)19時06分から、2022年度夏季手当(第2回)団体交渉を開催し、先日提出した「2022年度の夏季一時金等に関する要求書」に対する回答を受けました。区長会の回答は、中国における感染再拡大の影響やウクライナ情勢の長期化、原材料価格の上昇などを引き合いにした特別区の財政状況を繰り返すばかりであり、長期化するコロナ禍においても職務に奮闘している職員の努力を一向に顧み見ない、極めて遺憾なものと言わざるを得ません。
 夏季一時金の支給月数については、支給時期も迫っていることから、現時点においてはやむを得ないものとして判断しましたが、その他の課題については引き続き、今後の労使協議によって解決を図るべきだと主張しました。
 時間が限られている中で清掃事業全般について主張してきましたが、2022年賃金確定交渉も、長期化するコロナ禍の中で大変厳しい闘争が想定されます。区政の第一線で長期化する新型コロナウイルス感染に対する不安を抱えながら、職務に精励している組合員の努力を正当に評価する賃金・人事制度の改善は喫緊の課題です。
 課題は山積しています。安全で安心な区民生活を守る公共サービスを担っていることに自信と誇りを持ち、納得のできる課題の解決に向け、全組合員の総力を結集し、秋に向けて闘いを積み上げていきましょう。