2022年度 議員懇談会を開催

区民との協働でより質の高い公共サービスとしての清掃事業をめざそう

 3年ぶりとなる議員懇談会を対面にて8月25日(木)13時から日本教育会館で開催しました。
 私たちが担う清掃事業は「ごみの減量・資源循環の推進」「不適正搬入物対策」「地域コミュニティの変化による集積所問題や高齢者への対応」「災害時のごみ処理問題」など、時代とともに問題や課題が多様化し増大し続けています。とりわけ資源化については、昨年の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」の成立を受け、さらなる資源化にむけた取組みが推進されることにより、各自治体において新たな業務の展開が予想されます。
 今回の議員懇談会はこうした状況のなか、区民の代表者である区議会議員とともに、プラ法の成立を踏まえた今後の清掃事業の展開を考えることと併せ、財政基盤である「都区財政調整制度」について改めて学び、より質の高い公共サービスとしての23区清掃事業をめざすことを目的とし開催させていただきました。
 新型コロナウイルス感染症が長期化する中でも、地域住民の日常生活に大きな支障が出ていないのは紛れもなく、各自治体の最前線で住民に一番身近な現場で働く、我われ現業職員が多くの課題を抱えながらも、創意工夫して公共サービスを支えているからであります。社会基盤の歪みと限界が露呈され、区民生活に痛みが伴っている状況であるからこそ、真の住民自治・地方分権、地域の実情に応じた「質の高い公共サービスとしての清掃事業」の確立をめざすとともに、緊急事態への対応を含めた人員確保と現場力の回復を区民と協働で取組む必要があります。
 残暑厳しいなか、参加された多くの区議会議員の皆さまに御礼申し上げます。今後は皆さまからいただいたアンケートを基に、運動展開につながていきます。
 引続き、区民との協働で「質の高い公共サービスとしての清掃事業の実現」をめざし、ともに頑張っていきましょう。