2022賃金確定第一波総決起集会を開催

全体の賃金水準の改善を勝ち取ろう

 わが組合は10月14日(金)18時から連合会館において、2022賃金確定闘争の狼煙ともいえる第一波総決起集会を開催。業務終了後にもかかわらず113名が結集し、各代表者による決意表明では発言者の多くが声を大にして、今年の勧告に対する不満や全体の賃金水準の改善を口にしました。
 10月11日に出された特別区人事委員会勧告は、ともに月例給および一時金の引上げでした。わが組合としても、初任給を中心とした若年層の賃金引上げは、この間要求し続けてきたところであり歓迎すべきものです。しかし、全職員が一丸となって長期化する新型コロナウイルスによる区民生活への影響を人員不足の中でも最小限に留めている努力や、ウクライナ情勢等による物価高騰の影響は若年層に留まらず全職員に及ぶものでありますので、全体の賃金水準の引上げこそが重要です。
 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう3年もの間、区民の安全・安心な生活を守るために奮闘してきた特別区職員の賃金は、改善されるどころか2年続けて一時金の引下げが行われてきました。コロナ禍における全職員の努力を一切顧みない今年の勧告内容は、不当と言わざるを得ません。
 これから本格的に闘争がスタートします。2022賃金確定闘争は、いまだ収束が見通せないコロナ禍において社会情勢が不安定な中での闘いとなりますが、最大の課題である賃金水準の向上をはじめとした、わが組合の諸要求を勝ち取るため、組織の総力を挙げて闘い抜きましょう!