2022年度賃金確定(第2回)団体交渉を実施

2022年賃金確定に係る要求書を提出

 わが組合は、10月12日の第7回中央委員会で確認した「2022年賃金確定を中心とする秋期闘争方針」に基づき具体的な闘争を開始。本日行われた第2回団体交渉において組合員の切実な声とも言える「2022年度賃金確定に関わる要求書」を区長会に提出しました。
 わが組合からは、「区長会は、使用者としての責任を果たすためには、特別区における清掃事業と日夜奮闘を続けている職員が、自信と誇りを持って職務に邁進できる賃金水準の確保と人事制度の改善を図るべき」とし、業務職給料表の水準改善、人事・給与制度の改善等、5課題37項目にわたる組合員の切実な想いを込めた要求を訴えてきました。
 しかし区長会は、「業務職給料表の改定等については、この間の交渉結果はもとより、本年の人事委員会勧告の内容やその取扱いを踏まえ、慎重に検討してまいりたいと考えております」とし、我われの切実な要求に応えようとはしていません。
 最後に、賃金確定交渉における諸課題の解決については、労使による十分な協議を求めるとともに、私どもの切実な要求を真摯に受け止め、納得できる回答を示していただく以外に方法はないことを申し上げ、第2回団体交渉を終了しました。
 2022年賃金確定交渉は勧告の取扱いをはじめ、昨年の闘争であきらかとなった賃金水準や積み残している諸課題の解決などを巡り、コロナ禍の中で極めて厳しい闘争が想定されます。
 この間の厳しい闘いから得た多くの教訓を最大限活かし、迫力ある大衆行動を背景に交渉を強化し、本部・地連・(総)支部を貫く全組合員の総団結で闘い抜きましょう!