2022年賃金確定(第3回)団体交渉を実施

区長会の不誠実な対応を強く糾弾

 11月7日(月)15時16分から2022賃金確定(第3回)団体交渉を実施し、10月25日に提出した「要求書」に対する区長会としての検討状況を質しました。しかし、区長会は、我われの要求に一切応えようとしない不誠実な姿勢に終始しました。
 区長会は勧告の取扱いについて、「勧告制度の趣旨を踏まえるとともに特別区が置かれる厳しい諸状況や職務に精励する職員の適正な給与・勤務条件の確保といった観点を踏まえる」としながら、「国や他団体、民間の動向も勘案して、区民の理解と納得が得られるよう、区政全般の観点から、引き続き、慎重に検討してまいりたい」と3年もの間、新型コロナ対策の最前線で奮闘している職員の期待に反する発言を繰り返すばかりで、真摯な協議にも応じない区長会の不誠実な姿勢は到底容認することはできません。また区長会は、業務職給料表について「昨年度の交渉結果はもとより、国の動向等を踏まえ、引き続き、慎重に検討」との発言に留まるとともに、具体的な提示時期も明らかにしていません。
 最後にわが組合から「皆さん方から示された現時点における考え方は、私どもが求めている要求に何一つ答えていない不誠実なもの。多くの重要な課題があるが、課題解決のためには、私どもの要求に対して誠意をもって応える以外に解決の道はない」と区長会の不誠実な対応に強く糾弾するとともに、再度通告してきました。
 2022賃金確定闘争はこれからが正念場です。各区長要請や、区長会総会要請、第三波総決起集会、区長会会長要請等、連日行動配置がされています。区長会との交渉もさらに厳しさを増すことが想定されます。引上げ勧告の全職員への反映、一時金の支給回数の変更については断固反対し、賃金水準の改善とともに、その他の課題についても我われの要求実現に向け、全組合員の総力をあげて最後まで闘い抜きましょう。