2023年 年頭の挨拶

皆さんと一緒に運動の前進を

 組合員と、そのご家族の皆様「新年あけましておめでとうございます」2023年の年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症が国内で拡大し始めてから3年が経過しようとしています。昨年の夏は6月中から猛暑に見舞われ、猛暑日の日数が過去最多を更新しました。それに輪をかけるように第七波の感染爆発が重なり、私たちの職場においても感染の急拡大や濃厚接触者の急増により、極端な人員不足に陥った職場も数多くありました。それらの職場では職員同士の強固な連携によって事業を滞らせることなく難局を乗り切ってこられたことと思います。組合員の皆さんのご奮闘にあらためて敬意を表します。
 さて、昨年の賃金確定闘争では、コロナ禍で奮闘している職員の努力に報いる人事委員会勧告が出されず、月例給・一時金ともにプラス改定となったものの月例給の引上げは全職員が対象とならず、非常に不満な結果となりました。しかし最大の獲得目標であった「現業職の賃金水準総体の改善」という部分では、「労使による意見交換の場」を設置させることができました。今後各支部の皆さんに実態調査へのご協力をお願いいたしますとともに、ご意見も伺いながら、少しでも早期に改善が図れるよう、組織全体で取り組んでまいりたいと考えております。
 また昨年は7月に参議院選挙が行われ、わが組合の推薦候補3名のうち2名の当選を勝ち取りました。中でも自治労組織内候補「鬼木まこと」への熱いご支援に対し、改めて感謝申し上げます。しかし相対的な選挙結果としては、参議院においても改憲勢力に2/3以上の議席を与えてしまうという、たいへん厳しい結果となりました。そして今年は統一地方選挙及びその前後で13区の区長選挙と22区において区議会議員選挙が予定されています。区長選挙は私たちにとって直接の使用者を、区議会議員選挙は良質な公共サービスとしての清掃事業を確立していくための各区予算を決める議員を選ぶ、どちらも極めて重要な選挙です。昨年に引き続きわが組合の全推薦候補の当選に向け、支援の輪を広げていただきますようお願い申し上げます。
 その他にも多くの課題を抱える1年となりますが、本部と致しましてもその都度方針を提起する等、皆さんと一緒に運動の前進を図ってまいりたいと考えております。
 最後に、新しい年が組合員やご家族の皆さんにとって、健康で実り多い1年となりますよう祈念申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。