第53年次自治研集会

自治研活動を強化して社会的労働運動を前進させよう

 5月29~30日の2日間にわたり、東京清掃労働組合第53年次自治研集会を箱根の地で開催しました。
 昨年から、良質な公共サービスとしての清掃事業を確立するため、DVDの作成や市民集会など自治研活動を強化しています。今年は5月までの集会開催を目標に、各区で取組みを強化してきました。結果として、区民集会を開催し好評を得た区、残念ながらまだ準備段階の区など様々ですが、それぞれの経過を討論の素材とし、できなかった区は何が課題なのか、できた区は次にどう進むのかを小グループで討論しました。
 

 また、西東京市職労後藤委員長を講師に迎え、「東大農場存続運動」や「公民館を拠点とした地域づくり」など西東京自治研センターの活動について講演をいただきました。「地域に出る」ことのイメージを非常にわかりやすく解説していただき、自治研とは単に新たな仕事を考えるだけの取組みではないことを掴むことができました。「自治体職員として市民と一緒に何ができるのか、難しく考えずに自分のまわりで感じたこと、気になったことがあったら市民と一緒にやってみよう。」「職員は街づくりのプロ。コーディネーターとなって街づくりを進める。公共サービスをどうするかの結論は市民とともに作るしかない。そしてそれが自分たちの労働条件の向上にも繋がる。」とまとめられました。
 区民としての視点ももつ区議会議員を交えて、2日間充実した議論を行うことができました。学んだことを活かし、区民にとって「なくてはならない存在」となることを目指して自治研活動を強化していきます。