終戦から78年、あらためて平和を誓う

戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会に参加

 今年も8月15日の終戦の日を迎え、千鳥ヶ淵戦没者墓苑にてフォーラム平和・人権・環境主催の集会が開催されました。多くの方が献花に訪れる中、集会にも平和を願う多くの参加者が結集し、東京清掃からは四役を始め退職者会の方も参加しました。
 集会の冒頭では12時に合わせて全員で黙とうし、誓いのことばとして5名の方から戦争なき平和な世界の実現にむけて話がありました。主催者からは「かつての戦争の実相を忘れることなく継承するとともに、憲法理念の実現にむけ、立ち止まることなく平和の歩みを進めることをお誓いします」と決意が述べられました。
 戦後、日本は戦争放棄を誓い、平和国家として歩んできたはずです。しかし今日では、防衛費の増額や敵基地攻撃能力の保有を声高に叫び続け、戦前の戦争国家のような歩みへと再び進み始めています。東京清掃労働組合は再び戦争の惨禍が起こらないよう、「あらたな戦前」にさせない取組をより一層強化していきます。