2024年度夏季手当(第2回)団体交渉を実施

夏季一時金や諸要求について回答を受ける

 6月17日(月)の18時55分より、夏季手当第2回団体交渉を実施し、5月24日に要求した夏季一時金や諸課題について回答を受けました。
 夏季一時金については、内閣府の月例経済報告における警戒感や各特別区の厳しい財政状況、職員の勤務条件は社会一般の情勢に適応する見直しが必要なことなどをあげ、わが組合の要求には応えられない状況とし、現行の条例・規則どおりに支給するという回答を受けました。その他、勤勉手当の期末手当への一本化など、一時金に関わる我われの諸要求には何も応えようとせず不満な回答が続きました。
 わが組合からは、これまでの我われの奮闘に応えようとしない回答に対し「遺憾である」との態度を示し、他都市と比較しても低い水準である特別区職員の賃金水準、さらに低い水準である業務職給料表について「人材確保のためにも改善が急務」だと訴えました。また、特別区人事委員会に対して「公民比較方法の見直し」を強く働きかけることを改めて求めるとともに、自主性・主体性をもった改善にむけての協議を強く求めました。
 今回の団体交渉において区長会側から、技能・業務系人事制度については、諸課題を検証し、見直しの必要が認められれば、慎重かつ総合的に検討する考えが示されました。我われはこの間、人材確保にむけた賃金・人事制度の抜本的な改善を再三求めてきました。「魅力ある」賃金・人事制度の確立にむけ、区長会に見直しの必要性や課題をしっかりと訴え、秋の賃金確定闘争まで要求を積み上げましょう。