2025年度賃金確定第1回団体交渉を実施
秋に向け、春段階での要求書を提出
3月13日(木)の19時23分より、2025年度賃金確定第1回団体交渉を実施し、5課題50項目に亘る「2025年度現業系賃金・人事制度に関わる要求書」を区長会に提出しました。
団体交渉の中では、近年の人事院勧告に関わる初任給引上げのための原資について触れ、それに追随する特別区人事委員会に対し、特別区の実態を踏まえた公民比較方法となるよう強く働きかけることを求めました。
また、清掃職員の人材確保に資する更なる取り組みが必要であるとの認識に立った協議について、早期に開始すること、具体的な取り組みの結論が得られるようにすることを求めました。
再任用職員を含めた高齢層職員の処遇改善については、民間従業員の60歳超の賃金水準について触れ、定年延長制度による賃金水準はもはや時代遅れだと指摘しました。誰もが65歳まで安心して職務に従事できる制度となるよう、区長会の自主的・主体的な検討を強く求めました。
賃金確定闘争は秋だけの闘争ではなく、春段階で要求書を提出し、あらゆる角度から取り組み・交渉を積み上げることが重要となります。清掃職員の魅力ある賃金・人事制度の確立に向け、全組合員の総力を結集して闘っていきましょう。