第96回日比谷メーデーに多くの闘う仲間が結集
東京清掃労働組合も力強くデモ行進を貫徹
労働者が労働条件の改善や権利の擁護を求めて声を上げるメーデー。
5月1日、今年で第96回となる日比谷メーデーが開催され、日比谷野外音楽堂には3,000人の闘う仲間が結集しました。
わが組合は日比谷メーデー実行委員会に参加するとともに、独自の実行委員会体制を構築し、デモ行進の梯団の編成やシュプレヒコール・アピール文の内容などについて準備を進めてきました。
快晴の空の下、議長団には多田中央執行委員長も選出され、式典がスタートしました。各職場から結集した480人を超える仲間が東京清掃に割り当てられた座席を埋め尽くし、式典におけるそれぞれの立場での挨拶や決意表明・訴えに耳を傾けました。とりわけ、連帯・来賓挨拶の中で、5月1日にメーデーを開催することの意味について強い主張があり、会場全体で意思統一されました。また、厳しい状況を強いられている外国人労働者団体からは、日本で起きていることは他の国でも起き得ることからしっかりと声を上げていく決意が述べられ、5・3憲法大集会実行委員会からは、平和憲法を守るために多くの仲間の集会への結集が呼びかけられました。
式典終了後、わが組合は銀座を抜けていく鍛冶橋コースをデモ行進するために5梯団の隊列を組み、それぞれの梯団が力強くシュプレヒコールを上げながら行進しました。昨年とは打って変わって暑さを感じる中でのデモ行進となりましたが、解散地点ではデモ行進を貫徹して充実した表情の仲間の姿がありました。
わが組合は「闘うメーデー」として位置付け、これまでの歴史・伝統・意義を継承してきました。今後も労働者の団結をより強固なものにするため、メーデーを取り組んでいきます。共に頑張りましょう。