戦争犠牲者を追悼し平和を誓う
反戦・反核兵器の取り組みを強化
8月15日、酷暑となっている暑い夏に、今年も終戦記念日を迎えることとなりました。当日は千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会」が催され、東京清掃四役や退職者会の方々が参加しました。平和フォーラムの染共同代表より「歴史の忘却を許さず、平和憲法の理念の下に世界の恒久平和の実現に向け、これからも不断の努力を続けていく」と慰霊の言葉を受けたほか、各政党代表や戦争をさせない1000人委員会からも誓いのことばが述べられ、参加者全員で戦没者を慰霊し、世界恒久平和を願いました。
この他、東京清掃としては8月に様々な反戦・平和の取り組みを進めました。
1日には反戦・平和学習会を開催し、高校生平和大使2人と高校生一万人署名を取り組んでいる4人の方々から活動報告を受けました。日本各地のみならず国連欧州本部のあるジュネーブでの活動や、核兵器廃絶を本当に願っている想いには、我われも学ぶものがあります。
4日~6日には、原水爆禁止世界大会が広島で開催されることから、東京平和運動センターや自治労東京都本部区職連絡会が取り組んでいる行動に参加しています。それぞれ世界大会への参加だけではなく、大久野島の毒ガス施設などの見学も行っており、戦争の被害・加害の実態を学ぶことができました。
戦後80年を迎えた今年、反戦・平和にむけた様々な取り組みが行われています。「平和なくして労働なし」という言葉を胸に、労働組合としての社会的運動として今後も取り組みを進めていきます。