共謀罪法案廃案!緊急学習会

指宿昭一弁護士を講師に招き、共謀罪の危険性を学ぶ

 6月1日、弁護士の指宿昭一さんを講師に招き、「共謀罪廃案!緊急学習会」を開催しました。「共謀罪は、結果が発生していなくても犯罪が成立し、処罰が可能となる。人の意識、内心だけで処罰する点で刑法の原則に違反する」「オリンピックを安全に開催するためと不安を煽っているが、誘致する際に『原発はアンダーコントロールにあり、日本は安全で安心な国』と大見得を切ったのはどこのどいつだ!」と、共謀罪の危険性を解りやすく解説いただきました。
 私たちを不安に陥れているのは、憲法違反の「安保法制」を数の力で強引に成立させ、日本を本格的な対テロ戦争に参戦させたことに他なりません。このことこそが日本におけるテロの脅威を招いているのです。テロの背景にある世界の貧困、格差、人権侵害、こういう問題を解消することこそ日本の安全保障政策であるべきです。「共謀罪」による市民社会の自由を奪わせてはなりません。