第56年次 自治研集会を開催

「自治研」で職場と地域の活性化につなげよう

12月1日、御茶ノ水の連合会館において、自由な発想に基づき「自治研」の楽しさを知る「第56年次自治研集会」を開催しました。集会のはじめに、今後の活動を進めるヒントが多く盛り込まれた練馬総支部からの長年にわたる自治研活動のあゆみと大田総支部からの自治研再活動に至る経緯が報告されました。次に一組総支部から、清掃工場と新海面処分場の現状について説明があり、年々と変化する中間処理と最終処分が抱えている課題を共有しました。続いて、シンポジウムとして大きな災害の爪痕を残した台風15号に伴う災害復興支援活動の報告。台風19号により発生した災害ごみを処理した大田区と世田谷区の報告の後、会場からの質問・意見等を受け、それぞれの課題について議論しました。また、特別講演として特定の職業ソングを歌うシンガーソングライターのmissatoさんを招いて「分別分別」を歌っていただき、会場は大いに盛り上がりました。その後、会場の熱気も冷めやらぬ中、パネルディスカッションに組合役員のほか住民代表として引き続きmissatoさんをパネラーに迎え、集会のサブタイトルである「ごみ減量にむけて(私たちにできること)」についてディスカッションを行いました。私たちが生活を営む中、一人ひとりが環境を守る意識を持つことで、ごみの排出削減につながることが理解できた意見交換となりました。自治研は現場で働く職員と住民が、自由な発想・アイデアを出し合い、楽しみながら具現化することで職場と地域の活性化につながります。今後も、現場の第一線で働く私たちが主体的に問題を提起し、良質な公共サービスとしての清掃事業を守っていく社会的労働運動を追求していきます。