東京清掃労働組合2020春闘連続講座第2回開催

政治に無関心でも無関係ではいられない

 2月14日、2020年春闘期を中心とした当面の闘争方針に基づき、自治労組織内議員の岸まきこ参議院議員を講師としてお招きし、国政報告「政治の現状と課題」と題して第2回春闘連続講座を開催しました。冒頭、岸まきこ参議院議委員から「昨年の参議院議員選挙では、清掃労組の皆様には選挙前から岸まきこの名前を憶えていただき大変ありがとうございました」とお礼の言葉を述べられました。
 国会の報告では、所属委員会が内閣委員会に決まり、その一つの役割は国家公務員の賃金・労働条件を議論する場所であること、また、江崎孝参議院議員は、総務委員会に所属していて、そこでは地方公務員の賃金・労働条件を議論していること。自治労組織内議員で、国家公務員と地方公務員の両方の角度から賃金・労働条件を改善していくと決意が述べられました。また、消費税増税や保育料無償化、9月の内閣構造により台風15号への対応の遅れ等の報告がされました。その中でも、消費税増税の使い道や、保育料無償化よりも保育士の労働条件の見直しが先ではないかなどの問題点等も報告されました。
 国会開会中で時間のない中、参加者からの質問や意見にも時間ぎりぎりまでお答えいただきました。
 私たちの賃金や労働条件は議会の場で決まります。自分たちの賃金や労働条件、生活を向上させるためにも「政治」に関心を持ちましょう。