2021年度夏季手当(第1回)団体交渉を実施

緊急事態宣言中でも職務に奮闘する職員の努力が報われる一時金を

 今では、変異株に置き換えられていると言われる新型コロナウイルス感染が一向に収束をみせない中、東京都においては政府による3度目の緊急事態宣言が発令されても新規感染者数が減らず、再び延長の措置が取られ、私たちとしても引き続き組合行動の自重が余儀なくされています。しかし、こうした状況下でも、わが組合は組合員の切実な想いを当局にぶつけるべく、5月18日(火)17時38分から東京区政会館において2021年度夏季手当(第1回)団体交渉を実施し、「2021年度夏季一時金等に関する要求書」を区長会に提出しました。

 日本一物価の高い首都圏で暮らす特別区職員の生計費を反映した処遇改善のためには、一時金の引上げが不可欠です。コロナ禍で厳しい生活実態におかれても、職員は公共サービスの質を低下させることなく、責任と誇りを持って日々の業務に励んでいます。この努力があるからこそ、区民に上質なサービスを提供できているのです。
 
 我われは、政府による緊急事態宣言が発令される中においても、新型コロナウイルス感染に対する不安を抱えながら、平常どおりに職責をまっとうしています。 わが組合はあらためて、コロナ禍においても、区政の第一線で日々の職務に精励する職員の努力が報われる夏季一時金の支給月数の引上げを求めました。