5.15沖縄平和行進

沖縄の思いを地域に持ち帰り、全国から運動を展開しよう

 5月13日から16日にかけて、沖縄平和行進に参加してきました。
 肌を焼く日差し、降りつけるスコールのなか、全国から集まった多くの仲間とともにシュプレヒコールで声を枯らしながら県内各地を行進しました。沿道であたたかい声援を送ってくれるおじい、おばあ、給水ポイントで冷たいお茶やお菓子を準備してくださった住民の皆さん、実行委員、交通整理班、みんなの気持ちが一体となって、平和を守ることの大切をあらためて感じた行進でした。
 また、普天間飛行場や嘉手納基地、キャンプ・シュワブなどで抗議行動に参加し、戦時中に大きな悲劇を生んだチビチリガマへも足を運びました。米軍が迫るなか長い間ここに身を潜め、最後は集団自決を選ばざるを得なかった住民の悔しさ、恐ろしさを肌で感じ、二度と戦争をおこしてはならないことを確信することができました。
 

 沖縄は、第2次世界大戦の末期に激戦場となり、十数万人の民間人が犠牲となりました。その数は日米両軍をあわせた兵士の戦死者を上回りました。こうした教訓を省みず、安倍政権は愚かな歴史を繰り返そうとしています。人権や報道の自由を制限し、国民を統制しようとしています。罪のない人々、子ども、女性、高齢者、国民すべてが犠牲になるのはもうまっぴらです。戦争法案に反対し、平和な世界を作るために団結し、ともに闘いましょう。